일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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じけいろく

自警録

新渡戸 稲造

新渡戸 稲造의 自警録(じけいろく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 168,224자 · 328화면

아오조라 문고

第二十五章 理想と実現

幼少時代の理想の回顧

松平楽翁公の書室銘に曰く、「寧静是れ心を養う第一法」と。

第二十五章 理想と実現

幼少時代の理想の回顧

毎春年の改まったについて、年ごとに起こる感じが再び湧き出で、俺はもう幾歳になったなアと、年を数え二十年前、三十年前に比べて、どれほど進んだか思い較べると、ただ恥ずかしきことばかり多い。青年のとき描いた理想が、いわゆる世の中の実際に擦れて摩滅したこともあまたある。しかし年に較べれば、自分ながらまだ理想を割合い余計に抱いておるがごとくに信ずる廉もないではない。

僕が三十六のころ、ドイツ見物に数週間ベルリンに費やしたことがあったが、その際ある文士に会って、四方山の文談を聞いたときに、話がゲーテとシラーに移って、両氏の性格および文才と、後世に及ぼせる偉業を論じた。そのとき僕はその文士に尋ねた。

カーライルが、かつてゲーテを賞めたなかに、青年はとかくシラーに憧憬れて、ゲーテを疎んずるの傾向があるが、三十歳に至れば、思慮もやや熟し、人生のなにものたるかもいくぶんか判明し、ここにおいてかゲーテの偉大なることを認めてシラーの若気を捨てるにいたると説いてあるが、僕は今日三十よりむしろ四十に近い年になるが、ゲーテとシラーのいずれを好んで読むかといえば、まだシラーを選ぶの心地する。