후리가나로 읽는 일본 고전
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みやもとむさし
宮本武蔵(七)
吉川 英治
吉川 英治의 宮本武蔵(七)(みやもとむさし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 350,912자 · 702화면
三
第一が、人物である。第二が、和である。いくら欲しい人間でも、細川家には、細川家の今日を築き上げた譜代がいる。
一藩を、石垣に喩えていうならば、いくら巨大な石でも、良質な石でも、すでに垣となって畳まれている石と石との間に、組み込める石でなければ使えないのである。均等のとれない物は、いかに、それ一箇が、得難い質でも、藩屏の一石とするわけにはゆかない。
天下には、可惜、そういう角が取れないために、折角の偉材名石でありながら、野に埋れている石が限りなくある。
殊に――関ヶ原の乱後には、たくさんある筈であった。けれど、手頃でどこの垣へでも嵌るような石は、抱える大名がその多いのを持て余し、これはと思う石には、圭角があり過ぎたり、妥協がなくて、自己の垣へはすぐ持って来られないのが多かった。
そういう点で、小次郎が、若年者であってしかも優れているということは――細川家へ仕官するには無難な資格であった。
まだ、石とまではならない、若い未成品だからである。
三
佐々木小次郎という者を思い出すと、細川忠利は、同時に、宮本武蔵なる者をも、自然胸の中で思いくらべた。
その武蔵のことは、初め、老臣長岡佐渡から聞いたのである。