후리가나로 읽는 일본 고전
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みやもとむさし
宮本武蔵(七)
吉川 英治
吉川 英治의 宮本武蔵(七)(みやもとむさし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 350,912자 · 702화면
豊臣と徳川と、これは宿命的にも、大きな戦争をまだ敢てやるだろう。思想も人心も、為に、なお混沌たる暴風期を衝き抜けなければならない。そして関東か、上方か、いずれかに統一を見るまでは、聖賢の道も、治国の兵法も、いうべくして行われるわけはない。
明日にも、そうした大乱があるとする――その場合に、自分はいずれの軍へつくべきだろうか。
関東に加担するか。上方に走って味方するべきか。
それとも、世をよそに、山へ分け入って、天下の鎮まるのを、草を喰って待っているべきだろうか。
(いずれにせよ、今、将軍の一師範になって、それを以て、甘んじてしまったら、自分の道業もまずは知れたものといえよう)
朝の陽のかがやく道を、彼は式服を着、見事な鞍の駒にまたがり、栄達の門へと、そうして一歩一歩近づいておりながら、なお、心のどこかでは、満足しきれないものがあるのだった。
「下馬」
と、高札が見える。
伝奏屋敷の門だった。
玉砂利をしきつめた門前に、駒つなぎがある。武蔵がそこで降りていると、すぐ一名の役人と、馬預りの小者が飛んでくる。
「昨日、御老中よりの御飛札により、お召しを承って罷りこした宮本武蔵と申すものでござる。