후리가나로 읽는 일본 고전
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みやもとむさし
宮本武蔵(七)
吉川 英治
吉川 英治의 宮本武蔵(七)(みやもとむさし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 350,912자 · 702화면
四
「掘り競しようか」
丑之助にいわれて、伊織も蔓を見つけて、蔓の根にしゃがみこんだ。
四
叔父宗矩の近状やら、武蔵の事ども。
それから、江戸の街々の変りようだとか、小野治郎右衛門が失踪のうわさだとか。
訊けば、限りもなく、語れば語り尽きない。
この大和の山里では、たまたま江戸から来た者とあれば、その者の一語一語が、すべて耳新しい社会の知識であった。
――が、思わずも時を過ごしたので、兵庫も助九郎も、陽脚に気がつき、
「ともあれ、城内へ来て、当分のうち逗留なすっては」
と勧めたが、権之助は深く謝すのみで、
「お通さまがお在でにならぬ上は――」
と、このまま、先の旅へ向いたい希望を告げる。
先の旅といっても、元より修行一筋の身ではあるが、実は、木曾の故郷で亡くした母の遺髪と位牌を今もなお肌身に持っていて、何かにつけ気がかり。この大和路まで来たのを幸いに、ついでといっては勿体ないが、紀州の高野山か、河内の女人高野という金剛寺か、いずれかへ行って、位牌を預け、かたみ髪を仏塔へ納めなどして置きたいという。
「それもまた、名残惜しいことではあるが――」
強いて止めもならぬ気がして、さらばと別れを告げかけた時、ふと気がつくと、側にいたはずの丑之助がいない。