후리가나로 읽는 일본 고전
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みやもとむさし
宮本武蔵(七)
吉川 英治
吉川 英治의 宮本武蔵(七)(みやもとむさし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 350,912자 · 702화면
鷹と女と
一
「お案じくださいますな。……もう何ともございません。いいえ、少しぐらいなことはあっても、試合の御先途を、見届けるまでは……」
死にはしません!
いいかけた終りの一言は、胸に抑えて、すぐ懸命に身づくろいを直し、舟の小縁に縋りながら、這うように岸へ自分で上がって来た。
「…………」
城太郎は、両手で顔を抑えたまま、後ろを向いてしまい、ばばは、声をもらして、泣いていた。
鷹と女と
一
以前、慶長五年の乱までは、勝野城といい、毛利壱岐守勝信の居城だった小倉には、その後、新城の白壁や櫓が増築されて、城の威容は、ずっと整って来た。
細川忠興、忠利と、もう小倉城も二代にわたる国主の府となっていた。
巌流佐々木小次郎は、ほとんど隔日に登城して、忠利公をはじめ、一藩の者に指南していた。――富田勢源の富田流から出て、鐘巻自斎を経、彼に至って、自己の創意と、二祖の工夫とを合一して成った――巌流とよぶ一派の剣法は、彼が豊前へ来てから、幾年ともたたぬまに、藩の上下に行われ、九州一円を風靡し、遠くは四国中国からも、風を慕って、城下に来て一年も二年も遊学し、彼の門に師礼を執って印可を得て帰国しようとする者がずいぶんと多かった。