일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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みやもとむさし

宮本武蔵(七)

吉川 英治

吉川 英治의 宮本武蔵(七)(みやもとむさし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 350,912자 · 702화면

아오조라 문고

拙者がすぐ連れて戻ります」

今にもと、立ちかけた。

「そうきまれば――何もかも水に流して、一献お酌み交わして戴きたい。――光っ、光っ」

と、手をたたいて、

「酒の支度を」

と、姪へいいつけた。

さっきの真剣の立合で、小次郎はありったけの精神を消耗してしまったような気がしていた。その後、独りでぽつねんとここに待たされていた時間も長かったので、すぐ帰りたかったが、臆しているように思われてもと、腰をすえて、

「では、おもてなしに甘えようか」

と、杯を取った。

そして小次郎は飽くまで、忠明を眼下に見た。心で眼下に見ながら、口では、――自分も今日まで随分、達人にも出会ったが、まだ貴公のごとき剣に対したことはない。さすがに、一刀流の小野と音に響いただけのものはある――などと褒めて、おのれの優越感を、その上へもっと高めた。

若い、強い、覇気満々だ。酒を飲んでみても、敵わないことを、忠明は体に感じてくる。

けれど、大人の忠明から彼を見ると、自分には敵わないとは思いつつ、いかにも危ない強さ、若さであると思った。

(この素質を、よく磨けば、天下の風はこの人に靡こう。――だが、悪くすれば、善鬼になる惧れがある)