후리가나로 읽는 일본 고전
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みやもとむさし
宮本武蔵(七)
吉川 英治
吉川 英治의 宮本武蔵(七)(みやもとむさし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 350,912자 · 702화면
わけを訊いてみると、彼は、ゆうべの神楽の音が気になって、起きるとすぐ、此家の老百姓に聞いてみたところ、ここから近い阿佐ヶ谷村には、遠い昔から、阿佐ヶ谷神楽といって、旧い神楽師の家があり、毎月、三峰神社の月祭りには、そこの家で調べを奏せて、秩父へ出張ってゆくので、それが聞えて来たのだろうという説明だった。
音楽と舞踊との、壮大なものといえば、伊織は、神楽よりしか知らないのである。しかも三峰神社のそれは、日本三大神楽の一つといわれるほど、古典なものであると聞かされたので、彼は、矢も楯もなく、秩父へ行ってみたくなった。
「よう、よう、先生」
と、伊織は甘えて、
「どうせ、まだ草庵は、五日や六日じゃ出来ないし……」
と、強請んだ。
伊織にこう甘えられると、武蔵はふと、別れている城太郎を思い出した。
城太郎を従れていると、城太郎はよく甘える。ねだったり、だだをこねたり、わがままをいって手古ずらせたり――
だが、伊織には、滅多にそんなことがない。――時にはふと武蔵の方で、そのよそよそしさが淋しくなるほど、伊織にはその子供ッぽさがない。
城太郎とは、生い立ちや、性格の相違もあろうが、多くは、それは武蔵が躾けたものであった。