후리가나로 읽는 일본 고전
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みやもとむさし
宮本武蔵(七)
吉川 英治
吉川 英治의 宮本武蔵(七)(みやもとむさし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 350,912자 · 702화면
「ふたりとも、喧嘩するな。おまえ達は、元々、兄弟弟子ではないか。わしの裁きにまかせて尾いて来い」
道を引っ返して来ると、沢庵はふたりに命じて、草庵の前に焚火を焚かせた。百姓のおやじは、用がすむと下の藁屋根へもどって行った。沢庵は火のそばに腰かけて、お前たちも仲よく焚火をかこめといったが、伊織はなかなかそこへ寄らないのである。泥棒の城太郎と兄弟弟子となることを敢て拒否するような顔つきなのだ。
だが沢庵と城太郎とが、睦まじく以前の話などしているのを見ると、伊織は軽いそねみを覚え、いつのまにか彼もまた、焚火のそばへ来てあたっていた。
そして沢庵と城太郎とが低声になって話しているのを黙って聞いていると、城太郎は、弥陀の前で懺悔する女人のように、睫毛に涙さえ見せて、聞かれない先まで、素直にすらすらと自白しているのであった。
「……ええそうです。お師匠さまの側を離れてから足掛け四年にもなります。その間わたくしは、奈良井の大蔵という者の手に育てられ、その人の教えをうけ、またその人の大きな望みや世の中の行くてを常に聞くにつけ、この人のためなら生命を投げ出しても惜しくないという気持になりました。