후리가나로 읽는 일본 고전
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みやもとむさし
宮本武蔵(七)
吉川 英治
吉川 英治의 宮本武蔵(七)(みやもとむさし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 350,912자 · 702화면
と、又八の身は、目付方で処置を取ることとして拉して行った。
御作事奉行配下職方目付詰所というのは、工事場に幾つもある。現場監督の役人たちが休んだり交替で起居をしているほんの仮小屋だった。土間炉に大薬罐を掛けて、手すきの役人たちが、湯をのみに来たり、わらじを穿き代えにもどって来たりしている。
又八はその小屋の裏にくっ付いている、薪小屋の内へ抛りこまれた。薪ばかりでなく物置として沢庵樽だの漬物樽だの、炭俵だのが、積んである。そこへ出這入りするのは、炊事をする小者だった。その小者たちは、小屋仲間と称ばれていた。
「この井戸掘り人足は、不審のかどがある者だから、取調べのすむまで押込めて注意しておれよ」
小屋仲間は、又八の監視をいいつけられたが、そう厳重に縄目などはかけなかった。罪人と決まっている者ならば、すぐその方の手へ渡すだろうし、またこの工事場そのものが、すでに江戸城の厳重な濠や城門のうちにあるので、その必要を感じないからであった。
職方目付はその間に、井戸掘り親方やまたその方の監督者に交渉して、又八の身元とか平常の素行など洗ってみるつもりらしかったが、それも彼の容貌が根からの井戸掘り人足らしくないというだけの不審で、べつにどういうことをしたというわけでもないから、小屋に抛りこまれた又八に対しては、そのまま