후리가나로 읽는 일본 고전
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みやもとむさし
宮本武蔵(七)
吉川 英治
吉川 英治의 宮本武蔵(七)(みやもとむさし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 350,912자 · 702화면
駒は、尾花の波を跳んで、またたくまに半里も駈けた。
「いや、待てよ。ひょっとしたら草庵にお帰りになってるかもしれないぞ」
その日に限って、何となくそんな気がしたのである。伊織は、草庵へ行ってみた。屋根も壁も、壊れた所はみな繕っていた。けれど中に住む人はなかった。
「おいらの先生を知らないかあっ……」
刈入れをしている田の人影へどなってみた。附近の百姓たちは皆、彼のすがたを見ると、悲しげに首を振った。
「馬なら一日で行けるだろう」
どうしても彼は、秩父までの遠乗りを決心しなければならなかった。行きさえすれば、武蔵に会えると思い、一途にまた、野を駈け飛ばした。
いつぞや城太郎に追いつめられて覚えのある野火止の立場まで来た。ところが部落の入口には、乗馬や荷駄や、長持や駕籠でいっぱいだった。道を塞いで四、五十名の侍が、昼食をしている様子なのである。
「ア。通れないや」
往来止めではないが、通るには鞍から下りて、駒を曳かなければならないのである。伊織は、面倒と思って道を引っ返した。道に不便はない武蔵野の原であるし――
すると、飯を喰べかけていた仲間どもが、彼の駒を追いかけて来て、