후리가나로 읽는 일본 고전
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みやもとむさし
宮本武蔵(七)
吉川 英治
吉川 英治의 宮本武蔵(七)(みやもとむさし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 350,912자 · 702화면
――また彼方の求聞持堂、護摩堂、大師堂、食堂、丹生高野神社、宝塔、楼門など、ほぼ一望にすることができましょう」
ひとわたり指をさして、光悦も共に、寂土の朧に浸り入った態で説くのであった。
――御覧ぜよ。あの松あの石。一木一草といえど皆、どこかにこの国の民くさと等しく、不屈な志操と伝統の優雅を姿にもち、また何かを訪う人に語らんとしているではありませんか。光悦は、草木の精に成り代って、草木がいわんとすることを述懐してみたいと思うのでございます。
それは。
元弘、建武の頃から正平年間にわたる長い乱世にかけてこの御山が、時には、大塔宮護良親王の戦勝祈願をこめらるる大炉となり帷幕の密議所となり、また時には、楠正成たちの忠誠が守るところとなるかと思えば、京六波羅の賊軍が、大挙して攻め襲せる目標となったり、下って足利氏が世を暴奪なし終った乱麻の時代となっては偲び上げるも畏れ多いことながら、後村上天皇は、男山御脱出以来、軍馬の間を彼方此方と御輦の漂泊を経られて、やがてこの金剛寺を行宮に年久しく、山僧の生活も同様な御不自由をしのんでお在で遊ばした。
なお。それより前には。