일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

みやもとむさし

宮本武蔵(七)

吉川 英治

吉川 英治의 宮本武蔵(七)(みやもとむさし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 350,912자 · 702화면

아오조라 문고

余りに自分ら三名の力を信じ過ぎていただけに、狼狽の度もひどい。

「こいつら。こいつらっ」

城太郎は、呪文のように、一刀ごとに喚きながら、残る二人を敵にまわして斬りむすぶ。

彼に刀法はない。伊織のように武蔵から正しい刀法の基本を授けられていなかったためである。しかし、血を浴びて愕かないことと、刃ものを把って、年に似げない度胸と無茶のあることは、恐らく、彼が二、三年の間、共に暗黒で行動していた奈良井の大蔵の訓練に依るところであろう。

郷士たちの方は、二人といっても、すでに一人は傷を負っているので、まったく逆上っていた。城太郎の太股の辺からも、鮮血はそこらへ散るし、文字どおり斬りつ斬られつの修羅図であった。

抛っておけば、相打か、悪くすれば、城太郎は撫で斬りになる。――お通はわれを忘れて、河原を駈け、縛めのため利かぬ両手をもがきながら、闇へ向って、神の救援をさけんでいた。

「来て下さいっ。どなたでも、援けて下さいっ。あそこに斬り合っている年若いお侍の方を!」

八

――が、叫んでも、駈けめぐっても、十方の闇、河の水音と、虚空をゆく風の声しか、彼女に答えるものはない。