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Japanische Klassiker mit Furigana

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さんごくし

三国志(七)

吉川 英治

Lesen Sie 三国志(七) (さんごくし) von 吉川 英治 (よしかわえいじ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N1. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N1 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 371.916 Zeichen · 744 Bildschirme

Aozora Bunko

、第4水準2-90-10)、夏侯尚の両名は、夏侯淵に見え、

「味方は大将を討たれ、多くの兵を損じたり。その上、玄徳みずから蜀の大軍を配し、漢中を攻めんとの説あらば、即刻、魏王に救援の兵をもとめ給え」

と進言。夏侯淵大いに驚き、この旨を曹洪に向って報じ、曹洪はまた早馬を飛ばして都の曹操に通じた。

曹操はこの報に接し、いそぎ文武の大将を召集して、緊急会議を開いた。

席上、長史劉曄は、

「漢中は土壌肥沃にして生産物多く、民はまた盛んにして、まことに国の藩屏と申すべきところ。万一敗れて、これが敵の手中におちては魏のうち震動するに違いありません。願わくは大王みずから労をはばからず、駕をすすめて全軍を指揮なさるべきでしょう」と、決意をうながした。

曹操は実にもとうなずき、

「さきごろも、汝が言を用いずして、今これを後悔している」

と称し、一議もなく、即時四十万の大軍を起し、七月都を発って、九月には長安に入った。

ここで陣容を整え、先ず全軍を三手に分った。

即ち、主力の中軍に曹操。

先手陣、夏侯惇。

後陣、曹休。

曹操は白馬にまたがり、黄金の鞍をそなえ、玉をもってつくられた轡をとる。