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Japanische Klassiker mit Furigana

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さんごくし

三国志(七)

吉川 英治

Lesen Sie 三国志(七) (さんごくし) von 吉川 英治 (よしかわえいじ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N1. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N1 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 371.916 Zeichen · 744 Bildschirme

Aozora Bunko

三

宮中府中は倶に一体たり、臧否を陟罰し、宜しく異同すべきにあらず。もし姦をなし、科を犯し、及び忠善をなすものあらば、宜しく有司に付して、その刑賞を論じ、以て、陛下の平明の治を明らかにすべく、宜しく偏私して、内外をして法を異にせしむべからず。

と、国家の大綱を説き、また社稷の人材を列記しては、

侍中侍郎郭攸之・費・董允らは、これみな良実にして思慮忠純なり。これを以て、先帝簡抜して、以て陛下に遺せり。愚おもえらく、宮中のこと、事大小となくことごとく以てこれに諮り、しかる後施行せば必ずよく闕漏を裨補して広益するところあらん。将軍尚寵は、性行淑均軍事に暁暢し、昔日に試用せられ、先帝これを能とのたまえり。これを以て衆議、寵をあげて督となせり。愚おもえらく、営中の事は事大小となく、ことごとくこれに諮らば、かならずよく行陣をして和睦し、優劣をして、所を得しめん。

賢臣を親しみ、小人を遠ざけしは、これ先漢の興隆せし所以にして、小人を親しみ、賢人を遠ざけしは、これ後漢の傾頽せる所以なり。先帝いまししときは毎に臣とこの事を論じ、いまだかつて桓霊に歎息痛恨したまわざるはあらざりき。