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Japanische Klassiker mit Furigana

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さんごくし

三国志(七)

吉川 英治

Lesen Sie 三国志(七) (さんごくし) von 吉川 英治 (よしかわえいじ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N1. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N1 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 371.916 Zeichen · 744 Bildschirme

Aozora Bunko

、第3水準1-93-58)沢がそれに答えて、

「余人でもありません。それはいま荊州にいる陸遜です」

というと、議場はたちまちがやがやし出して、中には、嘲笑の声すら聞えた。

「……?」孫権は首をかしげている。諸人は騒然と非をささやく。そして張昭、顧雍などの重臣連も、苦笑をたたえて、こもごも反対した。

「呉の国柱と仰がれた人は、その初めを周瑜公となし、次いで魯粛公がこれを享け、先頃までは、呂蒙公を以て、国家の大事も、この人あればと、衆みな信望していたものでした。――ところが、いま呂蒙も亡く、国中この難局に心をいため、これらの故人を、仰ぎ慕うこと、まことに切なるものがありますが、まだ以て、黄口の一儒生にすぎない陸遜を目して、護国の英傑と恃むものは一人もないでしょう。※(「門<敢」、第3水準1-93-58)沢はなにを勘ちがいされたか」

張昭がいうと、顧雍も、

「陸遜は元来、文字の人で、軍事には何の才もありはしない。それに年は若いし、世の儒生と同じように柔弱で、どう贔屓目に見ても、取り立ててこれという程な秀才とも思われぬから、おそらくは用いてみても、部下の諸将が彼に服すまい。