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Japanische Klassiker mit Furigana

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にんきょうにとうりゅう

任侠二刀流

国枝 史郎

Lesen Sie 任侠二刀流 (にんきょうにとうりゅう) von 国枝 史郎 (くにえだしろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 224.569 Zeichen · 451 Bildschirme

Aozora Bunko

城門を見張る父と恋人

顔も美しいが体がいい。この女にミッシリ芸を仕込み、舞台で踊らせたらどうだろう? それこそ妾の人気なんか、蹴落とされてしまうに相違ない」

で、またさぐりを入れ出した。

城門を見張る父と恋人

バンパイヤ八重梅、さり気ない調子で、またも探りを入れ出した。

「こちらのご主人弥五郎様、顔役衆だと承わりましたが、乾児衆も沢山ございましょうねえ?」

正直な無邪気な浜路である、こだわらずに何も彼も話してしまう。

「すぐに集まる乾児衆が、三、四百人はございますそうで」

「豪勢なものでございますねえ」八重梅ちょっと気味悪くなった。「お礼を申したいと存じますが、親分さんはお留守なので?」

「はい昼間から大須の方へ、碁打ちにお出かけなさいましたそうで」

「それは残念でございますこと」だが心では思ったものである。「こいつはちょうど幸いだ」それからまたも訊き出した。「妾も実はこれまでに、二、三度お店へ参りまして、ご飯をいただいたことがございますが、いつもそのつど二十四、五の、立派なお綺麗なお武家様と、格幅のよい五十格好のお方を、帳場などでお見かけ致しましたが、ああいうお立派な方達も、こちら様とお出入りなさいますので?」