일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

たんげさぜん

丹下左膳

林 不忘

林 不忘의 丹下左膳(たんげさぜん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 196,229자 · 389화면

아오조라 문고

と、なったとき、来ました。一風宗匠の部屋の前へ。

「宗匠、どうじゃな」

対馬守は、どなるように言いながら、室内へはいった。

「老体じゃ、この長旅に弱らねばよいがと、案じているがの」

小さな置物が動くように、一風宗匠はそろそろと、敷物をすべりおりました。殿のうしろから厚い褥を二つ折りに、折り目をむこうへむけて捧げてきたお子供小姓が、急いで正面床柱の前へ、そのおしとねを設ける。

それを対馬守、爪さきでなおしながら、あっちへ行っておれ!……と、ついて来た者へ眼くばせです。

一同が中腰のままさがってゆくのを待って、対馬守は一風のほうへ向きなおった。

柳生藩の名物、お茶師一風――百十何歳だか、それとももう百二十歳以上になるのか、自分でも数えきれなくなって、宗匠の年は誰にもわからない。八十、九十のお爺さんを、お孫さん扱いしようというのだから、すごいもので。柳生藩の生きた藩史、今なら知事の盃などいくら持っているかしれない。

人間もこう枯れ木のようになると男女の性別など超越して、なんとなく物体のような感じ……油紙をもんだような顔をほころばせて、小さなかあいい眼で対馬守を見あげている。