후리가나로 읽는 일본 고전
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たんげさぜん
丹下左膳
林 不忘
林 不忘의 丹下左膳(たんげさぜん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 196,229자 · 389화면
五
司馬道場から引き連れて来た弟子三名を従えて、これも道々この店で脚絆、わらじ、あの店で笠に柄袋といったように、旅の装束をととのえつつ、紫いろのあけぼのの江戸をあとに……。
江戸から二里で千住、また二里で草加、同じく二里の丁場で、越ヶ谷、粕壁――。
日光街道に、三組のふしぎな旅人が、それぞれ先を望んで点々として追うがごとく。
ところで、ここに。
つぎの動きは、まずあの、大人とも子供とも得体の知れないチョビ安を中心に、まき起こるに相違ないとにらんで、この間じゅうからずっと、あのトンガリ長屋の付近へ張りこみ、それとなくようすをうかがっていた男がある。
ほかでもない、つづみの与吉。
こやつ、いつ江戸へまい戻ったものか、若党儀作の壺のあとを追って、せっかくうばったのを、また取り返されたという失敗にもこりず、頭をかきかき、またあの司馬道場の峰丹波へ、うまくとりいったのだろう。
「ヘエ、こんどこそはあっしが、あのチョビ安ってエ大人小僧をつけねらって、ナアニ、きっとこけ猿の茶壺を手に入れてお目にかけやす。ヘッ、お茶の子さいさい」
例によって安請合い、おおいに丹波の前にいい顔をしておいて、それからずっとこのトンガリ長屋を夜となく昼となく、見張りはじめたというわけ。