후리가나로 읽는 일본 고전
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たんげさぜん
丹下左膳
林 不忘
林 不忘의 丹下左膳(たんげさぜん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 196,229자 · 389화면
十五
泰軒先生は?
と見ると、やってる、やってる!
むこうで、結城左京をはじめ、刀を取って引っかえしてきた不知火流の七、八人を相手に、
「李白一斗詩百篇――か。ううい!」
酒臭い息をはきながら、たちまわりのまっ最中。
十五
「李白一斗詩百篇、自ら称す臣はこれ酒中の仙」
泰軒先生、おちつきはらったものです。
思い出したように、この、杜甫の酒中八仙歌の一節を、朗々吟じながら――。
棟の焼けおちた大きな丸太を、ブンブン振りまわして、だれもそばへよれない。
のんだくれで、のんき者で、しようのない泰軒先生、実は、自源流の奥義をきわめた、こうした武芸者の一面もあるんです。
トンガリ長屋の人たちは、この泰軒先生のかくし芸を眼のあたりに見て、ちょっと穴を掘る手を休め、
「丸太のような腕に、丸太ン棒を振りまわされちゃア、近よれねえのもむりはねえ」
「ざまアみやがれ、侍ども!」
「オウ、感心してねえで、穴掘りをいそいだ、いそいだ」
不知火の連中は、気が気ではない。泰軒一人でも持てあましぎみだったところへ、文字どおり百鬼夜行の姿をした長屋の一団が、まるで闇からわいたようにとびだしてきて、見る間に穴を掘りだしたのだから、結城左京らのあわてようッたらありません。