일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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たんげさぜん

丹下左膳

林 不忘

林 不忘의 丹下左膳(たんげさぜん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 196,229자 · 389화면

아오조라 문고

と。

笑いだしたのだ、対馬守は、肩をゆすぶり、腹をかかえて。

「はっはっは、イヤ、心配いたすな。あの源三郎にかぎって、自分の身ひとつ始末のできん男ではない。ことには、玄心斎と申す老輩もついておること。司馬道場の儀は、源三郎にまかせておけばよい。婿にやった以上、いわば彼の一家内の紛争じゃ。それくらいの取りしきりができんようで、この対馬の弟と言われるか、アッハッハッハッ」

剛腹な笑いを頭から浴びて、主水正は、ホット助かった心地――相変わらず太っ腹なお殿様だと、たのもしさが涙とともにこみ上げてくる。

ふと対馬守は、遠いところを見るような眼になって、

「どこにいるかの……源三郎は、この兄の出てまいったことも、知らぬであろう。からださえ達者なら、大事ないが……」

あらそわれぬ兄弟の情です。

が、対馬守はそれを振りきるように、ふたたび主水正へ、

「当ててみようかノ?」

「何を、でございます」

「上様のお手で、一夜のうちにこの屋敷の隅に埋ずめた金額を――サア、まず、日光修覆にカッキリ必要なだけ。それより百両と多くもなく、また、百両とすくなくもないであろう」

「まずさようなところかと……なにしろ、あの愚楽老人のやることでございますから」