일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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みやもとむさし

宮本武蔵(七)

吉川 英治

吉川 英治의 宮本武蔵(七)(みやもとむさし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 350,912자 · 702화면

아오조라 문고

と、ふたりは早速、断層の崖ぎわへ身を屈め、架け渡してある二本の朽木橋の土台へ、石を噛ませたり、土を築いたりしている様子。

――奇特な心がけよ。

と、権之助は心のうちで感じていた。およそ旅の困苦は、常に旅をしている者ほど分っている筈だが、その旅馴れている者ほど、他の旅人の困苦などは顧みもせぬのが多い。

「おじさん達、もっと石ころを持って来てやろうか」

と、伊織も、二人の善行に手伝いを申し出て、せっせと、そこらの石など抱えて来たりしている。

断層の谷は、かなり深い。覗いてみると二丈の余もありそうだ。高原なので、水は流れていないで、岩石や灌木で底は埋まっている。

そのうちに、

「よさそうだ」

と、旅商人の源助は、朽木橋の端にのって、足踏みして試みている。そして権之助へ、

「――ではお先に」

といい残し、ひょいひょいと身振りしながら、体の中心を取って向うへ素早く渡って見せた。

「さ。どうぞ」

残った杉蔵に促されて、次に権之助が歩み、その腰について、伊織も渡って行った。

そして――朽木橋のうえ足数にして――三歩か五歩も出たかと思うと、ちょうど断層の谷の真上のあたりで、