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めいじせそうひゃくわ
明治世相百話
山本 笑月
線上閱讀山本 笑月《明治世相百話(めいじせそうひゃくわ)》,假名注音日語閱讀。JLPT N2,點詞查義。
N2 · 挑戰 · 新字新假名 · 128,862 字 · 251 頁
その頃から蘭の流行で相当長く続いた。これも名品沢山の中に、二十五、六年ごろ、小石川の愛玩家桑原氏の培養した「桑原晃」が飛び離れた人気、一シノ(葉三枚)二、三千円の取引き、そのほか百金台はざらであったが、三十年頃から下り坂。
松、真柏、欅など真の盆栽も三十年代は全盛期で、聚楽会はじめ名品の陳列会が上野公園の美術協会その他で開催、素人の盆栽家もその頃もっとも活躍、花物では二十年頃から山茶花、三十年頃には久留米躑躅、花を見る柘榴、ことにさき分けの錦袍榴は珍品とあって特別扱い、本願寺の大谷光瑩伯は当時霞ヶ関の邸内でこのキンポウリュウの名品数十鉢を陳列して同好者を驚かしたが、さすがにこの方面でも豪華第一。
珍草即ち高山植物は三十年頃から採集者も殖え、当時上野公園の韻松亭に初めて山草会、百二、三十種の出品で以来俄かに山草熱勃興。
旅行好きの饗庭篁村翁も旅先から持ち帰った凡草を、いろいろ並べての御自慢、誰も一向珍しがらぬので躍起となり、「珍草通」の一文を草し、「こんど一本選りの珍草をうんととって来て、諸君に珍草のヒタシ物てえのを振舞おう」。
茶道の長老結束の賜
創立二十五年の茶道協会