Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 102.285 Zeichen · 204 Bildschirme
一月二日
一月三日
元から厄年に不幸に会いつづけて居る自分は、或運命を感じて居るので、その星にも興味を感じ、今年の九星表、占のようなものを先に買った。ところが、何でも、今年自分の運は、あまりよくないように書かれて居たらしい。ところが、元旦に雪と予報してあるのが、昨夜暁から今朝、降積ったのを見出した。此がきっぱり当るとどうも万事当りそうで癪だ。ところが、日が出てからは、ちっとも降らず夕方は日さえ見えたので、とにかくそこに幾分の余裕はつく。今日、雪だとは云えない。昨夜雪だったのだ。と、微妙な心理。
一月二日(月曜)晴
午前中林町に行く。午後、関さん、K、俊ちゃん来る。関さん近よれば近よるほど愛らしい人。しかし、ペツォルド夫人があくまでも関さんを自分の型にはめようとして居るのを聞き云い表し難い心持がした。関さんはペ夫人の愛の絆に苦しみ、自分は母のそれに苦しめられる。然し深く考えて見ると、それ等の故に却って次代のものが磨かれつよめられて行くのだと思う。次の時代と云うものは、反抗児によって支えられて行く。――此事は、文学の上にも大切な一考すべき点なのではないか。
一月三日(火曜)晴