Japanische Klassiker mit Furigana
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にっき
日記
宮本 百合子
Lesen Sie 日記 (にっき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 102.285 Zeichen · 204 Bildschirme
三月十四日
石本恵吉男夫妻が主人役となって、ミセスに好意を示す。彼女を上陸させるさせないについて長い間ごたごたし、講演はしないと云う条件で上陸させた。此那つまらないことを今から三十年も経って考えて見たら面白いことだろう。※(「火+華」、第3水準1-87-62)子さんの問題も。
三月十四日(火曜)雨
自分は純粋な心から、Aが、余りひとづき合のよくないのを、只彼の深い人格と周囲とのうまく行かない故だとのみ思ったからこそ、自分の深い信頼と愛とが、或程度まで彼をかえると思って結婚したのだ。けれども、彼は、石だ。変らない。他人の中に入って面白くなく、何となく人にぎごちない思いをさせる彼は、私の周囲に世間が来た時、小さいしっとや偏狭や片いじで、私を苦しく思わせる。元はそれで、直ちに、理解しない親や世間がわるいと思った。が、今は、そのわるさも、彼の冷やかさ、彼の自分を理解させない心も、両方見えて来た。自分は苦しい。結婚が、自分の結婚したい時期に起るが故に、いかほどの盲目を起させるかと云うこと。
愛がなくてもやって行ける時に真実の愛は来ると云うドストイェフスキーの言葉が、何と云う真実か、