Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

さんごくし

三国志(七)

吉川 英治

Lesen Sie 三国志(七) (さんごくし) von 吉川 英治 (よしかわえいじ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N1. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N1 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 371.916 Zeichen · 744 Bildschirme

Aozora Bunko

戦いすでに終ったので、関羽は船を岸に返し、その勇士が※(「广+龍」、第3水準1-94-86)徳をひいてくるのを待っていた。勇士の名は、蜀軍随一の水練の達者周倉であったことがもう全軍へ知れ渡っていた。

関羽の前には、魏の総司令于禁も捕虜になって引っ立てられて来た。于禁は哀号して、助命をすがった。関羽は愍笑して、

「犬ころを斬っても仕方がない。荊州の獄へ送ってやるから沙汰を待て」と、云った。

次に※(「广+龍」、第3水準1-94-86)徳が来た。

※(「广+龍」、第3水準1-94-86)徳は傲然と突立ったまま、地へ膝をつけなかった。関羽はこの男の勇を惜しんで、

「汝の兄の柔も漢中王に仕えている。わしが取りなしてつかわすから、汝も蜀へ仕えて長く生きたらどうだ」

と諭すと、※(「广+龍」、第3水準1-94-86)徳は、不敵な口をあいて、呵々と大笑しながら、

「誰がそんなことを頼んだ。要らざるおせっかいはせぬがいい。おれは魏王のほかに主というものを知らん。久しからずして玄徳もおれのような姿になって魏王の前に据えられるだろう。そのとき汝は、玄徳に向って、魏の粟を喰ろうて生きよと、主にもすすめる気か」