Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

こどうひゃくわ

胡堂百話

野村 胡堂

Lesen Sie 胡堂百話 (こどうひゃくわ) von 野村 胡堂 (のむらこどう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 124.386 Zeichen · 248 Bildschirme

Aozora Bunko

一挙に均一というのが、行きすぎならば、せめて、最高と最低が、一対三くらいにならないものか。野球の選手でさえ、何らかの規制が、問題になっているご時世だ。

原稿料とともに、もう一つ、署名ということを全廃したら、どんなものだろう。読者が読むのは小説であって、署名ではない、いや、近ごろは、署名だけを読む読者がふえたということだが、これを本来の正道にもどす。新聞記事は、署名がないけれど、読まれる記事は誰にでも読まれ、読むに価しない記事は誰も読まない。

署名がなければ、ポスターバリューに物を言わせて、ベラボウな原稿料をとる大家もなくなり、編集者も気骨が折れず、読者としても、作品そのものの値打ちを、あるがままに味えるというものだ。

こうなれば、戦々兢々と、古い名声にかじりついている大家たちも、気楽に新しいものが書けるかも知れず、新進無名もいじけることなしに全力が発揮できるだろう。そして、批判は一切、読者まかせとしたら、世の中が何と明るくなることか。

横町の隠居ではないが、今回は理屈をこねすぎた。益子焼の梅干壺のように、広重の五十三次のように、理屈のない尊さをたたえたいのであった。