Japanische Klassiker mit Furigana
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さんごくし
三国志(七)
吉川 英治
Lesen Sie 三国志(七) (さんごくし) von 吉川 英治 (よしかわえいじ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N1. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N1 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 371.916 Zeichen · 744 Bildschirme
、第3水準1-86-32)、王朗の言が、それを決定するのであることはいうまでもない。即ちこう決まった。
「要するに司馬懿に兵馬を持つ地位を与えたからいけないのだ。世間にいろいろな臆測が生じたり、こんな不穏な問題が起ったりする原因にもなる。爪のない鷹にして、野に放ってしまえばよい。これは漢の文帝が周勃に報いた例にある」
勅命によって、司馬懿仲達は、官職を剥がれ、その場から故郷へ帰されてしまった。そして、彼ののこした雍涼の軍馬は、曹休が承け継いだ。
このことは、蜀の細作からすぐ成都へ飛報された。孔明はいったい物事に対して余り感情を現わさない人であるが、これを聞いたときは「仲達が西涼にあるあいだは、如何とも意を展べがたしと観念していたが、今はなんの憂いかあらん」と限りなく喜悦したということである。
彼は丞相府の邸に籠って、幾日かのあいだ、門を閉じ客を謝していた。魏の五路進攻による国難の前にも、やはりここの門を閉じていたことがあるが、こんどはその折のように、毎日、彼の姿を後園の池の畔に見ることもなかった。
神思幾日、彼は一夜、斎戒沐浴の後、燭をかかげて、後主劉禅に上す文を書いていた。