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Japanische Klassiker mit Furigana

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こどうひゃくわ

胡堂百話

野村 胡堂

Lesen Sie 胡堂百話 (こどうひゃくわ) von 野村 胡堂 (のむらこどう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 124.386 Zeichen · 248 Bildschirme

Aozora Bunko

原敬や横綱大錦あたりになると、覚えている人も多いだろうが、豊川良平、岩崎小弥太、加藤弘之、黒田清輝、徳川家達、野口小蘋となると、ラジオのクイズ番組でも、歴史上の人物という分類にはいるかも知れない。

会っておいて、ためになったかといえば、軍人と政治家は、大体において、つまらなかった。原敬、高橋是清、米内光政、今村均というような人は、人間として一級品であるが、その他は、大抵、くだらなかった。それに対して、文学関係は、みなおもしろかった。みなというと、語弊があるが、文芸畑では、つまらんやつの方が例外であり、政治家や軍人では、つまらなくない方が例外であった。

名前をあげると、この間なくなられた永井荷風氏と、半七捕物帳の岡本綺堂氏と、この二人には面識がない。縁がありそうに思えて、その実、不思議に会っていない。しかし、古いところでは、紅葉、露伴をはじめとして、坪内逍遙、夏目漱石、内藤鳴雪、大町桂月、森鴎外、泉鏡花、田山花袋、児玉花外、巌谷小波、江見水蔭……みんな、会っておいて、よかったと思う人ばかりだ。

泉鏡花氏に、はじめて逢ったのは逗子の海岸通りの避暑先だった。