후리가나로 읽는 일본 고전
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みんげいよんじゅうねん
民藝四十年
柳 宗悦
柳 宗悦의 民藝四十年(みんげいよんじゅうねん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 182,248자 · 368화면
それが「渋い」というような平易な言葉で、国民に行き渡っているのである。この簡単な言葉がどんなに日本人を安全にある高さ深さの美に導いているか分らぬ。ともかく選択に標準語を国民全体が持つとは如何に驚くべき事か。これは茶道の大なる功績と讃えてよい。どんな派手好みの人でも、渋好みの方が一段上だという反省はあるのである。そうして歳を取ったら、やがて自分も渋好みに落着くだろうと予想している。近頃の新しがり屋の人たちは渋さなど古くさい美だとして、新時代にはそぐわぬというかも知れぬが、それは渋さに自分たちがそぐわぬためで、渋さそのものの浅さではない。
渋さは新旧の二元の中に迷っているのではない。そこには時間を越えた、常に新鮮な「まこと」が潜んでいるのである。深く禅意を内に宿すものといってよい。臨済禅師の理念であった「無事」の美があるのである。それは本来造作された美ではないから、遷り変りの流行には流されぬ。実に「日本の眼」はかかる伝統を深く背後に持つものであって、西洋にかかる伝統は見られぬ。「無事の美」こそ、将来の文化に新しいものを寄与する内容があろう。西洋で欠けているものを、充分充たす力があるからである。