일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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みんげいよんじゅうねん

民藝四十年

柳 宗悦

柳 宗悦의 民藝四十年(みんげいよんじゅうねん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 182,248자 · 368화면

아오조라 문고

五

ともかくそこには美と、美への鑑賞と、美への愛慕と、美への哲学と、美への生活との縮図があるからである。(そうしておそらく一器物の美に向って、人間が払う最高の経済がそこに含まれているからである)茶碗は今五重の箱に入れられ、更に綿温かき紫の衣に包まれている。禅師は極めて静かにそれを取出して吾々の目前に置かれた。天下の大名物を見るのである。

五

「いい茶碗だ――だが何という平凡極まりないものだ。」私は即座にそう心に叫んだ。平凡というのは「あたり前なもの」という意味である。「世にも簡単な茶碗」、そういうより仕方がない。どこを捜すもおそらくこれ以上平易な器物はない。平々坦々たる姿である。何一つ飾りがあるわけではない。何一つ企らみがあるわけではない。尋常これに過ぎたものとてはない。凡々たる品物である。

それは朝鮮の飯茶碗である。それも貧乏人が不断ざらに使う茶碗である。全くの下手物である。典型的な雑器である。一番値の安い並物である。作る者は卑下して作ったのである。個性等誇るどころではない。使う者は無造作に使ったのである。自慢などして買った品ではない。誰でも作れるもの、誰にだって出来たもの、誰にも買えたもの、その地方のどこででも得られたもの、いつでも買えたもの、それがこの茶碗の有つありのままな性質である。