후리가나로 읽는 일본 고전
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みんげいよんじゅうねん
民藝四十年
柳 宗悦
柳 宗悦의 民藝四十年(みんげいよんじゅうねん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 182,248자 · 368화면
五
五
私は去年の夏以来間断なく旅行を企てました。この半歳の間家にいる日はわずかでした。帰れば調査の整理に忙殺され、他を顧みる暇なく、原稿はしばしば汽車の中で記しました。それらの結果は貧しいながら、去年の九月から今年の三月まで七回にわたって雑誌『女性』に連載した「研究」に語られているわけです。月々の調査に加えて、それを纏め月々起稿することは、私に少しの休養をも許しませんでした。締切の督促は心をせかせます。しかも研究は細密な注意を要するのです。しかし幸にも凡ての困難を打ち切りました。私の健康は私に味方をしました。隠れたる力は常に私を守護しました。恵みなくしては何事をも成し遂げ得なかったでしょう。私が上人を見出すのではなく、上人が彼自身を示しつつあったのです。私は上人に招かれるままに仕事を進めて行ったに過ぎません。
去年の旅は甲州に始まり、佐渡を訪ね野州に入り、参州や駿州を廻って後、越後に深く入りました。今年になってからは豊後、日向を調査し、帰って四国に旅立ち、信州に行き、また最近には周防、長門を経て石見に入りました。丹波を訪うたのはわずか旬日前のことです。