후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
みんげいよんじゅうねん
民藝四十年
柳 宗悦
柳 宗悦의 民藝四十年(みんげいよんじゅうねん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 182,248자 · 368화면
三
どの線にも胡麻化しはない。
この性質を更にこうも、かいつまんでいうことが出来よう。大津絵の美しさは、安さから来るのであると。もしもあの大谷、追分の画工たちが金持ちであったなら「三銭五銭の商い」のために、苦しい筆は執らなかったであろう。早く多く描く機縁は有たなかったであろう。もしまたそれが豪奢な高価な絵なら、かかる反復と単調とを許さなかったであろう。それは貧しい職人たちにのみ与えられた美なのである。摂理は不可思議に廻ってゆく。安価なやくざな品であったからこそ、意識の煩いに犯されていないのである。かかる絵を描かねばならぬ彼らの運命に、何の誇りをか感じたであろう。しかし少しも誇らない仕事であったからこそ、自然はその作物に、正直なよき性質を与えたのである。謙遜なものは愛を受ける。かつて安い大津絵は、当然価高くなるべき運命を招いている。かくなる美しさが充分にあるからである。(安いものを悪いものにしたのは、ごく近代での不幸な現象に過ぎない)
三
凡てのこれらの性質は、大津絵を画策や作為や技巧の病いから救ったのである。凡てが自然さの上に生い立っている。画工たちはそれらの驚くべき絵において、極めて無心であり得たのである。