후리가나로 읽는 일본 고전
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みんげいよんじゅうねん
民藝四十年
柳 宗悦
柳 宗悦의 民藝四十年(みんげいよんじゅうねん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 182,248자 · 368화면
あの名品を誰が作ったのであろうか。その地方のその時代の、誰でもが作り得たのである。そこには大勢が活きて個人は匿れた。どこに個性を言い張る者があったであろう。工藝は無銘に活きる。よき作を見られよ。そこには特殊な性格の特殊な表示はない。威力の強制もなく、圧倒もなく、挑戦もない。どこに個人の変態な奇癖があり得よう。凡ての我執はここに放棄せられ、凡ての主張は沈黙せられ、ただ言葉なき器のみが残る。「この沈黙に優る言葉があろうか」とある僧は問うた。「沈黙は神の言葉である」ともまた書いた。
無学な多くの工人たちは、幸にも執著すべき個性を有たなかったであろう。無名な作者は、自からの名において、示さねばならぬ何物をも持ち合せなかったであろう。このことが、如何に彼らを救いの道に運んだであろう。そこにはしばしば鮮かな地方性や国民性が見える。だがそれらは廻る自然や流れる血液によって定められる。彼ら自からの力で左右したものではない。そこには黙せる必然のみあって、言葉多き主張はない。
個性の沈黙、我執の放棄、このことこそ器にとって如何に相応わしい心であろう。器は仕えようとする身ではないか。