후리가나로 읽는 일본 고전
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みんげいよんじゅうねん
民藝四十年
柳 宗悦
柳 宗悦의 民藝四十年(みんげいよんじゅうねん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 182,248자 · 368화면
吾々の集めた品物に注意する人々は、此処に彼処にふえた。安物買いと嗤われたり、金がないからつまらぬものを美しいといい出したのだと評されはしたが、利にさとい道具商たちはその安物に未来を見て、急速に各所に動き出した。特に昭和五年東京と大阪とで開かれた山中商会主催の民藝展は、この勢いに油を注いだ。それ以後大百貨店も競って類似の会を催すに至り、早くも「民藝」という目新しい言葉は、誰の口にも上るに至り、辞書にさえ載るに至った。機は熟しかけた。
志を立ててからかくして十年の歳月は流れる如く過ぎた。顧みて努力に幾多の落度があったにせよ、私たちは幸にも、ゆらぐことのない信仰を維持した。建設に対する必要は漸く人々からも認知されるに至り、吾々は責任のいや重いことを感じた。
だが何たる幸なことであろうか。それは昭和十年五月十二日のことであった、大原孫三郎翁の訪れを受け、同氏から民藝館の建設に要すべき費用の寄贈を申し出られたのである。吾々はその折の大原氏の尽きない厚誼に対して十分な謝辞さえなかった。私たちが永らく希望してやまなかった一つの仕事が、これで実現せられるに至ったではないか。