후리가나로 읽는 일본 고전
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みんげいよんじゅうねん
民藝四十年
柳 宗悦
柳 宗悦의 民藝四十年(みんげいよんじゅうねん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 182,248자 · 368화면
三
二つの間の矛盾の中に彷徨うのがこの世の有様である。対辞が用いられるのは、完からざる国での止むない因果である。対辞は反律であるから、断えざる闘争がその間に行われ、絶えざる矛盾がその中に起ってくる。人間のこの世における一生は苦しみであり悲しみである。生死の二と自他の別とはその悲痛の最たるものである。だがこのままでよいのであろうか。それを超えることは出来ないものであろうか。二に在って一に達する道はないであろうか。
三
「出来る」と経文は答えているのである。不思議なことには、その一に達することがこれから出来るといっているのではなく、もう達しているといっているのである。それは久遠の昔に果されてしまったことなのである。既に早く仏が正覚を取ってしまったというからには、美醜の二を超えることが成就されてしまっているのである。もっとも「既に」という言葉を使うと、過去を聯想するが、しかし真意は時間を越えた久遠の出来事を指しているのである。それ故正覚は過去に終ったことではなく、今も活きつつある正覚なのである。吾々はこの久遠の働きを知らず、勝手にものを美醜善悪に分けて悩んでいるのである。