일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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みんげいよんじゅうねん

民藝四十年

柳 宗悦

柳 宗悦의 民藝四十年(みんげいよんじゅうねん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 182,248자 · 368화면

아오조라 문고

残された雑器も、民衆によって保持された文化のよき一部を占める。ただそれは浮世絵の如き、都びた繊細な文化を語るのではない。素朴な確実な郷土の風格を保有する。優美な姿はなくとも、悉くが便りになる篤実な伴侶である。もし共に暮すなら、日に日に親しみは増すであろう。それらのものが傍にある時、真に家に在る寛ろぎを覚えるであろう。

概して見るならば、美の歴史は下り坂であった。昔に競い得る新たなものは稀であろう。時代が下降するにつれて技巧は無益な煩雑を重ねた。手工はその重荷に悩んで、生気は次第に失せた。丹念とか精巧とか、それらの特質はあるかもしれぬ。だが単純に包まれる美の本質は殺されてしまった。自然への信頼は人為的作法に虐げられて、美には凋落の傾きが見える。だがこの悲しい歴史に交わって、ひとりこの流れに犯されなかったのは、実に雑器の類である。ここには病原が少い。美術の圏外に放置せられたためか、作る者は美の意識に煩わされずしてすんだ。末期においても健全な美を求めようとするなら、私たちはこの領域に来ねばならぬ。姿は貧しくはあろう。しかし何ものの間に伍しても、その確かな存在が破れる場合はない。