후리가나로 읽는 일본 고전
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みんげいよんじゅうねん
民藝四十年
柳 宗悦
柳 宗悦의 民藝四十年(みんげいよんじゅうねん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 182,248자 · 368화면
ここは寛ぎの世界である。安らかさの世界である。器は一家の者たちである。否、器なき所にわが家はない。器を愛する者は家に帰ることを好む。器はよき家庭を結ぶ。
ここは峻厳とか崇高とか、遠きに仰ぐ世界ではない。ここは密な親しげな領域である。されば工藝は情趣の世界、滋潤とか、親和とかがその心である。味わいとか、趣きとか、潤おいとか、円味とか、温味とか、柔かさとか、これらが器の美につれて繰返される言葉である。器は人を情趣の境に誘う。風韻とか、雅致とか、これは工藝が齎らす美徳である。人々は如何にこれらの境に入って、心を沈め行いを洗い得たであろう。しばしば人はその美に遊ぶ。かかる境をこそ遊戯とはいうのであろう。よき器は周囲を醇化する。人々は気付かずとも、如何に工藝の花に、生活の園生が彩られているであろう。そうして如何に荒みがちな人々の心が、それらによって柔らげられているであろう。もし器の美がなかったら、世は早くも蕪雑な世に化したであろう。心は殺伐に流れたであろう。器の美なき世は住みにくき世である。今の世が焦つのは、器が醜くなったからではないであろうか。温かさなくば、心は枯れる。