후리가나로 읽는 일본 고전
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たんげさぜん
丹下左膳
林 不忘
林 不忘의 丹下左膳(たんげさぜん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 196,229자 · 389화면
唖の娘……その名を、お梶という。
彼女は。
このたびの御造営に壁を受け持って、京都稲荷山からはるばる上ってきた伊助という左官頭の妹で、お蓮様づきとしてこの一つ家へ送られるまでは、兄や、手下の左官どもとともに、奉行所につづくお作事部屋にいたのですが。
唖だから、耳は聞こえないけれども、兄伊助とだけは、千変万化の手真似や表情で、かなり複雑な話ができるのも、これは肉親だから、ふしぎはない。
ここへ来る前、ある夜兄の伊助が、お梶へ、いろいろと手真似をして、こんどあの護摩堂の西側の壁へ、人柱……それも、母と娘の二人を塗りこめることになった――と、話したことがあるのです。
で、このお梶だけは、お蓮様母娘の悲しい運命を知っている。
五
陸つづきの離れ小島……といったのが、今のお蓮様の生活。
彼女とお美夜ちゃんと、侍女のお梶とたった三人きり。外部とすっかり遮断されて、まるで島流しにされているようなもの。
日に日に親しみがます。
ことに、お美夜ちゃんは。
外へ遊びに出られない退屈さ。遊びざかりの子が毎日雨にとじこめられているようなもので、朝からお梶を相手に、ままごとやら隠れん坊やら、かあいいはしゃぎ方。