후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
みんげいよんじゅうねん
民藝四十年
柳 宗悦
柳 宗悦의 民藝四十年(みんげいよんじゅうねん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 182,248자 · 368화면
だが私はこの結晶せられた一枚の絵以上に、この猛禽が有つ壮厳さと権威との美を示し得たものが他にあるかを疑う。民画が現す驚くべき境地である。単純の美を越える美しさはない。単純には一切の複雑が含蓄されているからである。それは一切を含む無である。七色を包む白光である。
かく思えば大津絵に伴う凡ての美は、平凡な世界からの発生である。あの土産物とか実用とか、そうして忙しい仕事とか、その労力とかまたは多とか廉とか迅速とか、そうして伝統への帰依とか、その単調な反復とか、そうして無学とか凡庸とか、そうしてそれらを余儀なくされている民衆とか、その貧しさとか、これら卑下される諸※(二の字点、1-2-22)の性質こそ、大津絵をして限りなく美しくせしめているのである。平凡それ自身に何の非凡な力があろう。しかし平凡を支える摂理の非凡さを誰も否むことは出来ぬ。あの凡人すら、かかる美を生み得るとは、如何に絶妙なこの世の神秘であろう。否、凡人ならずば、大津絵の美を産み得ないとは、如何に不思議な聖旨であろう。大津絵は浄土に摂取されてゆく平凡の美である。それは他力の美である。下根の凡夫であり、下賤の絵であるから、自分で高き位につく力とてはない。