후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
みんげいよんじゅうねん
民藝四十年
柳 宗悦
柳 宗悦의 民藝四十年(みんげいよんじゅうねん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 182,248자 · 368화면
実はこの「絵そらごと」こそ真実にまさる真実を意味する。ここで「そらごと」とは「不完全さ」であり「奇数」を指すといってもよい。
もっとも自覚的にこの「日本の眼」が働き出したのは、足利時代特に能楽や茶道の発展に由来するものである。「茶」は色々批評する人もあるし、これを過去の陰気な「美観念」だと罵る人もあるが、「美鑑賞の道」としては極めて独創的なものであって、鋭利なもの、深遠なものが内に在るのである。これが世界にも稀な見方を育成し、しかも国民全体の生活に厚く影響を齎らし、今日の人の美生活の基礎をなしているのである。吾々の美的教養は多かれ少かれこれに負うているといってよい。
文藝復興期の藝術がメディチ王侯の庇護に依った如く、「茶」も「能」も足利義政の守護によるところが大きい。彼は政治家としてはつまらぬ人であったかも知れぬが、藝術を熱愛して、いわゆる「東山文化」を生んだ阿弥一門と共に茶祖珠光の名が彼の許に光る。続いては紹鴎、引拙の名が残る。またこの背後に一休禅師の如き禅僧がこの動きに加わった事は「茶」を仏教的に深めた。「茶禅一味」というが美鑑賞と宗教思索とが固く一つに結ばれた事は他の国にも見られぬ歴史的事実といえよう。