Japanische Klassiker mit Furigana
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ねんじゅうぎょうじおぼえがき
年中行事覚書
柳田 国男
Lesen Sie 年中行事覚書 (ねんじゅうぎょうじおぼえがき) von 柳田 国男 (やなぎたくにお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 135.005 Zeichen · 262 Bildschirme
朝鮮でも中国でも、また北欧の前代神話でも、神を独脚に想像していた記録が多い、というだけは少なくとも事実であった。
詳しく説いて行くとかなり面白い話になるのだが、これは何分にも年中行事の解説には縁が遠い。ここで私たちが注意してよいと思うのは、風と節供の日との関係であって、それは必ずしも旧暦十一月下弦の頃の、いわゆるダイシコ吹キだけの例ではないことである。雨でも雪でもしとしとと静かに降るのでなく、普通に強い風を伴なって、海の辺りならば海が荒れる。単に北海に面した地方だから、冬分はそういう日が多く、偶然にちょうどそうなるのか、ただしはまた特にこれらの節日の前後が強い風の出る頃なのであったか。もし後の方ならば、この霜月祭の日の選定には、始めから自然の指導を受けていたことになるので、我国の気象を研究する人たちと共に、もう少し進んで考えて見たい問題である。今日まだ説明のつかぬことが、これによってはっきりとして来るかも知れない。
冬の節供の中では、いわゆる大師講吹きの他に、問題になる日がなお二度はあって、何れも公定の暦法には認められず、民間では今でも相応に力を入れている日であり、また国内の大部分の一致もある。