Japanische Klassiker mit Furigana
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ねんじゅうぎょうじおぼえがき
年中行事覚書
柳田 国男
Lesen Sie 年中行事覚書 (ねんじゅうぎょうじおぼえがき) von 柳田 国男 (やなぎたくにお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 135.005 Zeichen · 262 Bildschirme
サンバイ降しの日
仏教の干渉介助が始まってこの作法のやや弛んだ頃に、すなわちかの多くの水の神が妻をめる話は起ったのであろう。
出雲大社などではこの日魚膾を設けて醴酒の宴をする式があった(大社志)。河内の誉田八幡でこの日の若宮祭礼に造花を飾った壇輾を曳くのも、壱岐の住吉社でこの日軍越の神事と称し神馬を牽いて村々を巡るのも、他の諸社の祭典と共に、さらに重大にしてさらに静粛なる稼穡の祭の予備の儀式から発達したものではないかと思う。仮にこの推定の如しとするならば、八日の日に戸口に插す季節の花を物忌の徴と見るまでは異議がなく、折口君が天道花の天道という二字に重きをおかれた点だけは、いかなものかということに帰着するのである。
サンバイ降しの日
終戦翌年の秋、香川県大川郡の会員田中正夫君から、小さな葉書の報告を受取って以来、私の田社考は急に興味を加え、最初にまずこの近所の高等農林校の学生のために、病い田の話という長い講演をしたのが、その半月ほど後のことであった。その手控えは保存してあるのだが、次々と付け加えたいことが多くなって、もう簡単にはまとめられなくなった。
日本の田の神信仰は、どこの国からの借りものでも真似でもなく、言わば我々の神の道のまっ只中であるにもかかわらず、神社に仕える人たちが、始終申し合わせたようにこれを研究の外に放置し