Japanische Klassiker mit Furigana
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こどうひゃくわ
胡堂百話
野村 胡堂
Lesen Sie 胡堂百話 (こどうひゃくわ) von 野村 胡堂 (のむらこどう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 124.386 Zeichen · 248 Bildschirme
内村鑑三全集と今村均
盛岡は、東北六県の中では、色がさめやすい方だというが、とにかく私は、新聞記者から小説家と、田舎なまりでは適用しにくい仕事をして、どれほど、人の知らない苦労をなめたことだろう。勉強によって、江戸の知識は仕入れることが出来るが、江戸言葉となると容易ではない。
そこで、最初の、郷古君との対立であるが、あのくらいの人物になれば、それでもよかろう。郷古君のほかには、新渡戸稲造博士がそうであったし、田中館愛橘先生も別に治そうとは、しなかった。若い代議士なんぞは、自分でも、しきりに気にするが、大物といわれるようになると、わざわざ国なまりを丸出しにする。アナウンサーでは、いま売出しの高橋圭三君が、はじめは内緒にしていたらしいが今では平気で岩手県生れだという。ズウズウ国に生れても、この通りでございますと、不抜の自信力が出来上がっているからであろう。
内村鑑三全集と今村均
戦争中の思い出は、誰だって、ロクなことはないが、たまには、こんな話もある。
戦局が、だんだん落ち目になって、ラバウルの大要塞も、進攻するアメリカ軍の後方に置いてきぼりを食いそうになった頃である。
ある日、参謀本部から、使いの将校が私の家へ来た。