일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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みんげいよんじゅうねん

民藝四十年

柳 宗悦

柳 宗悦의 民藝四十年(みんげいよんじゅうねん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 182,248자 · 368화면

아오조라 문고

末期の大津絵が醜いのは、ただ粗雑のみ残って、生命がないからである。生命が省略を齎らすのではなく、省略が形式に沈んで、生命を傷つけて来たからである。古作品を見よ。その簡素な描写は、粗雑な現しではなく、あらゆる無駄を省いた肝腎なもののみの姿である。それを結晶された絵とも呼び得よう。または濾過された絵とも名づけ得よう。または煮つめられた絵とも言い得よう。大津絵が私たちの眼に心に働きかける美しさは、この省略が演じる不思議さである。もう一線も一画も無駄ではない。否、無くてならないもののみである。ここに「弁慶」の図がある。それは甲冑を纏い七つの道具を背負う弁慶の図である。狭い画面の中に、画工は驚歎すべき簡略さを以てこの場面を現出している。髯濃きその顔、身につけたる甲冑、七個の武器、そうして手の指から、衣の襞に至るまで、一切を簡潔な単純な数少き線において示し去った。そうしてどこにも、弱い無くてよい余分はない。隅々まで一点の胡麻化しもない描写である。誰もおそらくこれ以上に省略することは出来ないであろう。煮つめられた美しさである。また一羽の「鷲」の図がある。図は誰も知る一羽の鷲に過ぎない。