후리가나로 읽는 일본 고전
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みんげいよんじゅうねん
民藝四十年
柳 宗悦
柳 宗悦의 民藝四十年(みんげいよんじゅうねん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 182,248자 · 368화면
民藝の美を「貧の美」といってもよいが、この「貧」は「私に染まぬ平の心」に他ならぬ。それで民藝に美学を建てるとすれば、「平の美」の美学になってこよう。
吾々はもっと「平」の世界について、深く思慮を廻らせてよい。「平の心」は要するに自在心に他ならぬのである。これを「無碍心」といってもよい。それ故度々いうが、民藝という事に囚われては、「無碍心」を去ってしまう。作る者にも見る者にも、「平の心」つまり「無碍心」が大切なのである。もっとも、大切だといって、またそれに執すれば、「無碍心」にそむいてしまう。ここが微妙なので、間違いが起りやすい。
私がこの短文でいおうとするところは、「民藝」という言葉を、一つの形式化したものにしてはいけないという事である。民藝趣味、民藝嗅味となっては矛盾である。いつも今見るうぶな民藝でなければならぬ。嗅味等の繋縛から解放されてこそ、初めて民藝の真価が判る。私たちは民藝の外敵等、そう歯牙にかけずともよい。吾々は外敵より一歩先に歩いているという信念を捨てる要がないからである。しかしかえって内敵をこそ怖れてよい。内敵というのは、贔負をしながら、民藝を浅く甘く受取っている人たちを指すのである。