Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
スウィスにっき
スウィス日記
辻村 伊助
Lisez スウィス日記 (スウィスにっき) de 辻村 伊助 (つじむらいすけ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 216 275 caractères · 410 écrans
私達の経験を話した。山を理解してくれる此の人達と物語るのは、たとい汽車の響が絶えず疼痛を与えるにしても、私には非常な幸福と感ぜられた。趣味もなく、理解もない人を、同じ国民と呼び交わすよりも、むしろ国を異にし、語を異にし、又習慣に何等の差あるにしても、今ここにある人々の間におることの、遥かに愉快なのを、私はついに忘れることが出来ない。
汽車は話の間に、二、三の停車場をいつの間にか過ぎて、インテルラーケンのオストバーンノーフに着いた。同室の兵士は、一組は仲間のものの荷物を搬んでやって、その間に他のものは、私を助け下ろして、馬車の来るまで身体を支えてくれた。此の間にフォイツは、停車場に店を出してる娘のところに行ってしまって、馬車が動き出すまで、帰って来ようともしない、私はくりかえし彼の行為を見て、スウィス人らしくないと感じた。
車はホョーエウェークの大通りを西に向かう。街は戦争のためであろう、往来の人達は昂奮しきって、中には伊太利亜の労働者の、昼日中酒に酔いしれてるのさえ二、三見うけられる、いろいろな工事が急に止められたとばっちりであったろう。煙草屋の店先きには、弟のグルンダー君がいて、非常に驚ろいておる、私は車の上から手短かに話したまま、車を急がせる。