Classiques japonais avec furigana
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Lisez des classiques japonais en ligne avec furigana. Filtrez par niveau JLPT, touchez un mot pour le sens et traduisez une phrase.
スウィスにっき
スウィス日記
辻村 伊助
Lisez スウィス日記 (スウィスにっき) de 辻村 伊助 (つじむらいすけ) en japonais avec furigana. JLPT N2. Touchez un mot pour le sens.
N2 · avancé · kanji et kana modernes · 216 275 caractères · 410 écrans
四千米突に達しないアイガーに属しているような名称を、与えられていたものと考えられる。が、それも無理はない、ユンクフラウの最初の登山は千八百十一年であるが、メョンヒは半世紀も遅れて五十七年の八月十五日になって、初めて山巓を人に示したとつたえられている。
登路はいろいろあるが、そのいずれも「危険」の部に属する、殊に冬の登山には、ただメョンヒ・ヨッホから、アレトをつたうて登るよりほかに仕方はない、幸い天気つづきで、此の分ならば別に大した困難はあるまいと思われた。
小屋を出たのは朝の八時十五分、見下ろすアレッチ・グレッチャーの右に、ドライエックホルンの頂は、朝日を少しうけて光りはじめた、私達は小屋の人達に送られて、ユンクフラウ・フィルンの上に立った、そしてカリッシュ君の一行と再会を約して握手した。メョンヒに行くには、フィルンからもう足跡も無い純白な雪の上を左に登って、クレヴァースの間をよけながら、トゥルークベルクの直下を、北へ北へと登ってゆくのだ。雪は思ったより軟かく、輪カンジキのままでも膝まで踏み込んだ。昨日にこりて今日は雪車を引っぱって来た、無論登りには重くって仕方がないが、帰り路の面白さは、今から想像される。