Japanische Klassiker mit Furigana
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こどもふどき
こども風土記・母の手毬歌
柳田 国男
Lesen Sie こども風土記・母の手毬歌 (こどもふどき) von 柳田 国男 (やなぎたくにお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 142.761 Zeichen · 278 Bildschirme
五、外国で作った昔話
水に流して見てやや沈むほう、または川下になるほうがその木の根もとだと教えてくれた。また毛色のよく似た同じくらいの馬を二匹ひいてきて、これは親子ですがどちらが親ですかきめて下さいといった。これも年寄りの智恵によって、秣をあたえて見て、まず食べるほうが子馬の大きくなったのであり、それを見ていてゆっくり後から食べにかかるのが親だと教えられ、その通りにして見たら果してすぐにわかった。動物でも親の愛情は深いものだということを、この老人が知っていたのである。
五、外国で作った昔話
それから是とやや似た問題で、二つの蛇を持ってきて雌雄をくべつして見よといったこと、これは印度でできたという『雑宝蔵経』にも出ている。すべすべとして絹の敷物のうえに、二ひきの蛇をのせて見ると、さわいではいまわるほうが雄蛇であり、じっと静かにしているのは雌蛇ということを知っていたので、これもかんたんに答えることができた。今一つは大きな象を引ぱってきて、この象の重さは何千貫かという問いで、これも相応な難題だが、支那の古い本に出ている。日本では象の重さといっても子どもには考えにくいので、それをでっかい牡牛という話にしている。