Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

こどもふどき

こども風土記・母の手毬歌

柳田 国男

Lesen Sie こども風土記・母の手毬歌 (こどもふどき) von 柳田 国男 (やなぎたくにお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 142.761 Zeichen · 278 Bildschirme

Aozora Bunko

国語と子ども

察するに最初は、「向いのおばさんお茶のみにお出で、鬼が怖くて行かれません」のように、または遠州の鰮屋問答で、鰮の値段をきいて「負からんと後の子を取るぞ」というように、鬼の遊びを面白くする前幕であったのが、末には児童がその文芸を愛するあまりに、これを独立した静かな遊戯の一つに、作り上げたのかと思われる。

国語と子ども

年をとった者に子どもの話をさせると、どうしても懐旧味ばかりが多くなる。もう全体を説き尽くせないことがわかったから、手短に私の要点と思うことを述べよう。

いわゆる児童文化は孤立した別個の文化ではない。国にそのような離れ離れのものが、並び存するわけがないとすると、単に一国一時代の文化相が児童を通して視ればまたちがった印象を与えるというまでの意味しかない。そういう心持をもって皆さんと自分は、この児童文化を少しばかり見なおした。児童は私が無く、また多感である故に、その能力の許す限りにおいて時代時代の文化を受け入れる。古く与えられたものでも印象の深さによって、これを千年・五百年の後に持ち伝えるとともに、いつでも新鮮なる感化には従順であった。そうして常に幾分か親たちよりも遅く、無用になったものを棄てることにしていたらしい。