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Japanische Klassiker mit Furigana

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こどもふどき

こども風土記・母の手毬歌

柳田 国男

Lesen Sie こども風土記・母の手毬歌 (こどもふどき) von 柳田 国男 (やなぎたくにお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 142.761 Zeichen · 278 Bildschirme

Aozora Bunko

鹿遊び

すなわち元はこの土地にも同じ歌が、幼い人々に口ずさまれていたのである。

鹿遊び

鹿・鹿・角・何本の遊びが、近江と筑後の二ヵ所にあったということを、物珍しそうに書いておいたところが、たちまち全国から百七十何通の手紙が来て、自分の土地にもあると告げられたのにはびっくりした。この御礼の方法は別に考えなければならぬが、とにかく大要をここに載せて、読者におことわりをする義理が私にはある。

この遊戯が近ごろまで行なわれていたのはだいたいに九州と四国、ことに福岡と愛媛の二県は、各郡市残らずというほどに分布しているが、東の方も千葉県の東海岸、越後佐渡にまで及んでいた。報告のなかったのは奥羽六県と富山以西の日本海側の諸県および長野・岐阜の中部二県だけで、近畿・東海にもぽつぽつとあるが、やはり瀬戸内海のまわりが多い。百七十何通といっても、同じ土地から幾人もの知らせがあったのだから、総数にして二十四の市と五十五の郡と、五つの島との計八十四ヵ所に、現在もなお行なわれ、またつい近年まで確かに行なわれていたのである。報告者はいろいろの年齢の人で、いずれも十年・二十年の前に自分が携わっていた記憶を喚び起してなつかしいと言っておられる。